* マロン君 of 幸せのしっぽのために ~免疫介在性溶血性貧血に負けない!~


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マロン君
パピヨン

生年月日
1995年8月6日生まれ
男の子、去勢済み
発症
2009年8月下旬
病気に気付いたきっかけ
朝のお散歩中、歩道橋を上がった所で突然よろめき倒れました。(別途詳細)
病気になってからの、主な症状
ふらつき、立ってもしばらくすると倒れる(数分で戻る)の繰り返し。
黄色様尿。
使ったお薬と その副作用
副腎皮質ステロイド(プレトニゾロン)
免疫抑制剤(代謝挌抗薬アザチオプリン系(アザニン))他
行った治療・処置
・初めて倒れるまで
前日まで、異変には気付きませんでした。
14歳という高齢のため少々動きも鈍くなっている…
みたいな感じにしか受け止めていなかったので
異変そのものに気付くのが遅くなってしまったのかも?
今から思えば過失でした。(反省)
・突然倒れた時、まず想像したのは
1:心臓の異変(高齢のため、一番に脳裏に浮かびました。)
2:脳の異変(腫瘍、血栓、てんかんなど)
3:膝の異常(元より膝関節亜脱臼があったので。でも倒れ方が全然違うのですぐ却下)
・対処
もし上記2が原因であれば、むやみに動かせない…と思いつつ
やはり倒れ方があまりに突然だったので、とにもかくにも病院へ
・病院へ
先生の見解もほぼ同じで、まずは心電図~エコー。
(異常なし:お爺ちゃんとは思えぬ心臓との事)
ここで一度、先生から説明。
『心臓に問題がないとなると、まずは精密検査が必要ですね。
脳の様子はMRもしくはCTでないと見られないので、大きな病院へ行かなくては。
こちらではこれから尿検査、血液検査をしてみますね。』
尿と血液採取後、先生の驚きの声。
『尿のビリルビン値が+++、で肝疾患と溶血性疾患の疑いありですね…、う~ん』
『大変!!数値を見るまでもないくらい赤血球の凝集が酷い…。待って…、顕微鏡で…
やっぱり壊された赤血球の屑や異型が見られます。明らかに異常ですね。』
この時点で、私は腰が抜けそうでした。
数分後、結果が出ました。
血液検査の結果は下記に示します。
・先生の診察
尿・血液一般の数値からしても、貧血は確実。
血小板以外にも貧血を示す数値が顕著なので
血小板減少症よりは、免疫介在性溶血性貧血の可能性大。
年齢が年齢だけに、今の時点で治るとは断言できませんが
全力でやってみましょう!!
マロンちゃんの生命力に賭けましょう!!
(私はもう涙、涙でした。そんな様子を全然気にもとめず
マロンは至ってフツーの様子、『はよ帰ろ~』)
今 現在
2010年3月末、最後に残った内服薬のアザニンを止めました。
以来、今のところ再発も見られず元気です。
血液検査の詳細
LinkIconこちらをご覧下さい。
その他
・病気について
つい先日の血液検査はほぼ正常値で、HCTも充分な値でしたが
白血球値が低い事に対して、先生からアドバイスを受けました。
「骨髄で今も懸命に造血しているが、白血球までは追いついていない状況なのでしょう。
これが免疫介在性溶血性貧血の本当の怖さです。
これからも定期的に検査して様子を観察しましょう。」との事でした。
・去勢・避妊について
様々な病気に対して、去勢や避妊をしておくことで予防ができたり
病気になっても軽症が期待できる、と言われていますね。
この病気についても例外ではない、という事も聞きました。
実際、この病気にかかったことで脾臓を摘出したり
去勢・避妊手術をして回復した症例も多いらしいです。
でも現状貧血を起こしている状態で手術に踏み切る事自体、相当なリスクを伴うのも事実です。
我が家に可愛い家族を迎え入れた時、その子を愛すればこそ
この子の子供が欲しい、この子の家族を増やしたい、と思うのは当然の事ですよね。
去勢・手術をするという事は、その夢も諦める事にもなるので
健康のためとは言いながら、気持ちが揺れる部分だと思います。
充分に考えられて決断すべき事だと思います。
マロンの場合は、訳あってほぼ成犬になってからウチの家族に加わる事になったのですが
その時には既に去勢手術をしてしまっていたので、そのような悩みには至らず
お蔭様でこの病気になるまでは、病気知らずの健康体でしたし
今回ももしかしたら去勢をしていたから、良好な経過を得られたのかも知れません。
(唯一、大豆アレルギーがありましたが…。←これも免疫性の疾患なんですよね。)
メッセージ
マロンは前述のとおり14歳の高齢でこの病気にかかり、しかも奇跡的に回復しました。
ドクターに、効いてくれたお薬に、そして頑張ったマロンに本当に感謝感謝です。
せっかく取り戻した命です。
あと何年一緒にいられるか分からないですが
穏やかな時間を、大切に過ごしていきたいと思います。
最近では目も悪くなり耳も随分遠くなったけど、いつまでも可愛い息子でいてね。
そして今、同じ病気で闘っているワンちゃんや飼い主さん
こんなお爺ちゃん犬でも回復した子がいます。
どうか希望を持って、諦めずに頑張ってください!
飼い主さんへのメッセージ
管理人までお願いします。

2010年6月現在

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