* ポロンちゃん of 幸せのしっぽのために ~免疫介在性溶血性貧血に負けない!~


ポロン.JPG

ポロンちゃん
W・コーギー・ペンブローク


生年月日
2006年10月16日生まれ
女の子、避妊済み
2010年4月4日、お星様になりました
発症
初診 2010年3月21日
検査 2010年3月23日
病気に気付いたきっかけ
散歩の途中で立ち止まったまま歩かなくなる。
歯茎が白っぽく、外耳がピンク色でない。
食事の時、おすわりをして待てをかけている時に倒れる。
アスファルト、床、自分の足を舐める。
多飲多尿。
病気になってからの、主な症状
寝てばかりいました。
ホントにつらそうな日は、インターホンが鳴るといつも吠えるのに
まったく反応せず、耳だけが動いていました。
食欲は初診でかかる1ヶ月前くらいから、いつもの2/3になっていました。
体重減少があり、健康時(2009年11月)に比べて3キロ減りました。
使ったお薬と その副作用
プレドニゾロン (ステロイド):1日5錠
アトピカ (免疫抑制剤シクロスポリン):1日1カプセル
アルサルミン (胃粘膜保護剤)
バイトリル (抗菌剤)
ガスイサン (胃酸分泌抑制剤)
サイトテック (胃粘膜保護剤)
ゴクミシン (胆のう系、肝機能改善剤)
ペットチニック (鉄・銅・ビタミンB群補給、ミネラルトリート)
副作用は、多飲多尿・肝機能低下
行った治療・処置
投薬・輸血1回
血液検査の詳細
3月24日:PCV 7.3%
3月26日:PCV 6.3%
3月27日:PCV 22.0%(輸血後)
3月29日:PCV 24.0%
3月21日
3月になるころから、散歩中に動かなくなるようになり
ご飯の時にも待ての姿勢で倒れたりするし、耳の中が白っぽいので
「貧血かな?」と思い、受診。
ご飯を食べてきてしまっていたので、検査できず。
診察のみでしたが、貧血があるのは間違いないとの事。
3月24日
半日入院して、レントゲン検査と血液検査をする。
レントゲン検査の結果、腹部に腫瘍はみられないが昨夜のご飯がかなり胃に残っている。
血液検査の結果、赤血球が異常に少なく、PCVが通常40%あるものが7.3%しかない。
生きて歩いているのが不思議なくらいだと言われる。
他の数値の説明もあったが、頭が真っ白になってしまってよく覚えていない。
非再生性の貧血で、骨髄に原因があるのか、赤芽球癆か、免疫介在性溶血性貧血なのか確定せず。
骨髄生検をするには麻酔が必要で、今のポロンの状態では
麻酔をかけると戻ってこないかもしれないとの事。
プレドニゾロン1日5錠処方される。ステロイドで造血を刺激。
効果はすぐには現れないと説明がある。
3月26日
昨夜より呼吸が浅速呼吸になり、朝病院へ。
体温1度下がり、自力ではトイレに行けない。
PCV 6.3%。
輸血について説明される。
輸血をすれば一時的に楽になるが、それは治療ではなく延命処置で
一時持ち直している間に薬が効くようになってくれれば良いという考えだとの事。
ただ、供血犬はいないので自分で探して下さいと言われる。
夫の実家がバーニーズマウンテンドッグを飼っており、相談する。
快く承諾してもらい、午後クロスマッチの結果輸血できるとの事で、夕方より300ml輸血する。
一晩入院。
3月27日
朝迎えに行くと、自分で歩き喜んで寄ってくる。
このまま家で、様子を見る。
3月28日
かかりつけの病院から電話があり、高度医療の病院に受診してみてはどうか?
状態が落ち着いている間に、骨髄生検もできると思うし。との事。
早速紹介してもらい、午後高度医療の病院へ受診。
検査のため入院。骨髄生検は次に考えるとの事。
待合室で床を舐めている。
貧血の犬はミネラルをとろうとする本能で舐めるとの事。
3月29日
昼に病院から電話あり、午後迎えにきていいですよとの事。
今まで食べた事のないウェットフードを喜んで食べたと。
検査の結果、PCVは24%あり、網状赤血球もわずかにみられる。
まだまだ造血としては足りていないが元気であるので、1週間後に再診。
レントゲン2方向、エコーに異常なし。
アトピカ、プレドニゾロン、アルサルミン、バイトリル、ガスイサン、サイトテック
ゴクミシン、ペットチニックを処方される。
3月30日
おしっこが多くなり、色はほとんどない。水も大量に飲む。
一度にたくさん飲むと吐いてしまうと聞いていたので、まめに給水。
3月31日
子供達と久しぶりの散歩に行く。はねて喜ぶ。
4月3日
食欲あり、うんちもおしっこも異常ない。
少し元気がないような。歯茎もピンクが薄くなった気がする。
午後散歩に行くと、ゆっくり歩く。
その姿に「最後の散歩になるかもしれない」と思ってしまう。
夜、浅速呼吸。
再診は5日の予定。大丈夫だろうと先生は言っていたけど、大丈夫なのかな。
4月4日
朝呼吸は変わらず、ご飯を食べない。
トイレにも行かず、水も飲まない。トイレに座せると大量にでる。
横になったまま呼吸は苦しく、肩で呼吸する。
水をスポイトであげると舐めて飲む。
さらに下顎呼吸になる。
その時が近いのがわかる
11時50分 天国へ旅立ちました。
治療費
高度医療の病院では、1泊2日の入院で初診料、予約外診察料、入院料、検査料、画像診断料
お薬代、注射料、消費税で合計12万7000円でした。
メッセージ
ポロンが病気になるまで、この病気の事は名前さえも知りませんでした。
もっと早く気づいていたら出来た事があったのかもしれないと思うのです。
なので、定期的健康診断や血液検査も大切だと思います。
そして、供血・輸血に関してもスムーズなシステムがあったならと思います。
たまたま親類から供血してもらえましたが
高度医療の大きな病院でも、現在供血の予定がありません。
したがって輸血はできませんがそれでも よろしいですか?と言われました。
町の動物病院の待合室でも
ポスターなどでこの病気の事や供血の事をアピールしてもらいたいと思っています。
不幸にしてポロンは天国にいってしまったけれど
たった3年しか一緒にいられなかったけれど、 かけがえのない輝いた3年でした。
犬と暮らすことの幸せを知りました。
悲しいけれど、さみしいけれど、せつないけれど、
「ありがとう!大好きだよ!」でいっぱいです。
そして、この病気と現在闘っているわんちゃんと家族のみなさま。
私は、ポロンを天国に送り出す事になりましたが
病気と闘いながら、元気にすごしているわんちゃんもいる事も事実です。
いつでもんなときでも、わんちゃんの生きようとする力を信じてください。
飼い主さんへのメッセージ
管理人までお願いします。



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