* れんげ君 of 幸せのしっぽのために ~免疫介在性溶血性貧血に負けない!~


れんげ.JPG

れんげ君
ミニチュアダックスフント

生年月日
2000年5月10日生まれ
男の子、去勢済み
2009年3月26日、お星様になりました
発症
2009年12月7日(発覚した日です。)
病気に気付いたきっかけ
紙やダンボールなどを異常に舐めるようになった。
嘔吐をするようになった。
病気になってからの、主な症状
貧血、とにかくしんどそうです。
輸血後に数値が上がってる時は、嘘のように元気になっていました。
使ったお薬と その副作用・行った治療と処置
検査が続き、12月16日から本格的な投薬開始。
お薬が変化した時と、治療を行った時のみ書きます。レントゲンは除きます。
12月7日:初めて病院へ(検査)
12月8日:ペットチニック*1(なくなり次第終了)・シメチパール*2・アルサルミン*3
12月9日:プレ追加
12月12日:輸血・骨髄検査
12月16日:プレ・シメチパール・アルサルミン・シクロスポリン追加
12月18日:パセトシン*4追加
投薬は続きますが変化なく、数値が下がってしまう
1月1日:ガンマガード
副作用かアレルギー反応?肝臓の数値が異常になってしまう(黄疸も出ました)
1月4日:食欲がなく体重が減り続けるので、病院の高カロリー療養食の缶詰追加
1月6日:タチオン追加
肝臓の保護を考え、シクロスポリンやプレの投薬量を減らす
この時点で、プレ・シメチパール・アルサルミン・シクロスポリン・パセトシン・タチオン
服用中
1月9日:更に高カロリー療養食のフードを追加
ガンマガードの効果か?数値が少し上がってくる
1月27日:パセトシン→シンクル*6に変更
2月1日:やはり数値が減ってしまって、やむを得ず輸血
2月3日:シクロスポリンに効果がなかったので、イムランに変更
この時点で、プレ・シメチパール・アルサルミン・イムラン・シンクル・
タチオンを服用中
2月17日~22日:コハク酸メチルプレ投与(パルス療法)
2月20日:輸血
パルス療法との相乗効果があったのかPCVは37%まで上がり、その後緩やかに下がっていきます。
3月7日:免疫抑制剤が一種類で効かないので、シクロスポリン追加
この時点で、プレ・シメチパール・アルサルミン・イムラン・シンクル・タチオン
シクロスポリンを服用中
3月10日~17日:コハク酸メチルプレ投与(パルス療法)
ガタンと数値が減り始める
3月12日:下痢、嘔吐が始まる。ディアバスター*7服用
3月17日:アラバ追加、免疫抑制剤を3種にする事に
3月20日:嘔吐の症状が酷くなり、アンチローブ*8・プリンペラン*9・ラニメルク*2追加
食事がとれなくなります
3月21日:エリスロポエチン*10追加、バリウム検査
3月23日:おしっこが出なくなり、マンニトール*11注射
3月24日:マンニトール注射
おしっこが身体に溜まってしまい、肺にまで達してしまう。呼吸がつらそうになる。
医師に、安楽死か治療かと選択を迫られた。私は治療を選びました。
3月25日:輸血、ドパミン*12持続点滴
3月26日:永眠
血液検査の詳細
PCVです
12月7日:20.0
12月8日:20.3
12月9日:20.4
12月11日:18.6
12月12日:輸血後 28.6
12月13日:33.8
12月14日:34.7
12月16日:32.7
12月18日:29.0
12月23日:26.5
12月30日:23.4
1月1日:ガンマガード 20.1
1月3日:21.0
1月4日:21.0
1月6日:22.8
1月9日:25.7
1月11日:25.5
1月13日:25.0
1月16日:22.7
1月20日:21.6
1月24日:20.8
1月27日:22.1
1月31日:17.6 同日二回目 17.3
2月1日:16.4 輸血
2月3日:34.0
2月7日:29.5
2月10日:26.3
2月14日:23.2
2月17日:パルス療法開始 20.4
2月18日:18.6
2月19日:17.7
2月20日:17.1 輸血
2月21日:36.5
2月22日:パルス療法終了 37.5
2月24日:34.8
2月28日:32.0
3月3日:31.3
3月7日:30.0
3月10日:パルス療法開始 25.6
3月11日:25.9 同日二回目 25.4
3月12日:22.8
3月13日:21.5
3月14日:22.9
3月15日:20.5
3月16日:21.0
3月17日:パルス療法終了 19.5
3月18日:19.8
3月20日:18.5
3月21日:17.3
3月22日:19.4
3月23日:17.2
3月24日:15.1
3月25日:12.8 輸血
3月26日:永眠
その他
免疫抑制剤やステロイドの投与をするので、どうしてもいろんな病気にかかりやすいです。
お部屋を清潔に保って、カビなどがない様にお気をつけ下さい。
内臓だけでなく皮膚なども免疫が落ちていますから
カビ菌などで皮膚病にかかってしまう場合もあるようです。
メッセージ
他にも沢山のつらい病気もあるとは思います。つらくない病気など、ないでしょう。
けれど、特効薬が確定していない病気と言うのは、
家族も、そして何より本人(わんちゃん)ががんばるしかありません。
今、がんばって闘っていらっしゃる皆様は、本当に大変だと思います。
日々、数値を見ての一喜一憂、きっと精神をすり減らしてがんばられていることでしょう。
でも、希望を持って諦めないで下さい!
私の友人のわんちゃんは、この病気を乗り越え元気に暮らしていますよ^^
元気に暮らしてだっていけるんです。
残念ながら、うちの子は亡くなってしまいましたが、
元気にしている子がいると言う事で、最後まで諦めずにがんばりました!
どうか皆様のわんちゃんが、元気になりますように。
うちのれんげの症例が、どなたかのお役に立てれば幸いです。
ヒバさんへメッセージ


*1 ペットチニック:犬猫用の鉄・銅・ビタミンB群をバランスよく補給できるリキッドタイプのビタミン、ミネラルトリート
*2 シメチパール・ラニメルク:ペプシン分泌抑制作用もあると言われる、胃液の分泌を抑制する薬
*3 アルサルミン:胃液の中のペプシンの活性を抑制するとともに,粘膜を保護する薬
*4 パセトシン:細菌の細胞壁合成を阻害し、炎症をひき起こしている細菌自体を殺菌するペニシリン系の抗生物質
*5 タチオン:体内の酸化還元系にはたらき、解毒作用を示す。通常、薬物中毒や妊娠中毒などによる吐き気の治療に用いられる
*6 シンクル:細菌の細胞壁合成を阻止し増殖を防ぐ、比較的安全な抗生物質
*7 ディアバスター:犬猫用、抗下痢剤
*8 アンチローブ:犬、猫の口腔内細菌に対し抗菌スペクトルをもつため、口腔疾患で多く使用されるリンコマイシン系の抗菌薬
*9 プリンペラン:中枢の受容体にはたらき、嘔吐を抑える薬
*10 エリスロポエチン:赤血球を増やすホルモン「エリスロポエチン」を人口的に作ったもの
*11 マンニトール:浸透圧調製剤・利尿剤であり、弱い腎臓血管拡張剤でもある
*12 ドパミン:急性循環不全(心原性ショック、出血性ショック)の薬
・無尿、乏尿や利尿剤で利尿が得られない状態
・脈拍数の増加した状態
・他の強心・昇圧剤により副作用が認められたり、好ましい反応が得られない状態 に使用
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