* ナナちゃん of 幸せのしっぽのために ~免疫介在性溶血性貧血に負けない!~

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ナナちゃん
W・コーギー・ペンブローク

生年月日
2004年1月28日生まれ
女の子 避妊済み
2014年12月18日、お星様になりました。
発症
2014年1月頃(10才直前)
病気に気付いたきっかけ
いつも元気に走り回り、二時間の散歩やハイキングも大丈夫だったのが
1月頃から散歩もしんどそうになり、少し元気がないように見えた。
一時的かとも思ったが、念の為1月27日にかかりつけの動物病院へ行き
血液検査すると、赤血球容積比のHCTが21.5%と異常に低い(前年は55.6%)。
レントゲン、エコー(腹部)、クームス検査でも異常なし。<38,950円>
2月7日の骨髄検査で「非再生性免疫介在性貧血」と診断される。<60,480円>
(正常な赤血球が骨髄内で破壊され減少し呼吸困難に、HCTが20%以下は危険との事)
病気になってからの、主な症状
最後の1週間を除き、食欲は旺盛。
室内では見た目ほぼ正常で、HCTの極端に低い時だけしんどそうに横たわっているのみ。
(ぐったりすることもなく、他の人が見たら病気だとわからない程度)
しかし散歩は歩くのがだんだん遅く短くなり、最後1ヶ月は抱っこして近くにトイレだけとなる。
途中から毎日目やにがよくでるようになり、たまにお尻から白いおりものも出るようになる。
元気な時から時々草や土を食べていたが、病気になってからは
土を今まで以上によく食べるようになり、うんちもそのためか黒く固くなる事があった。
内蔵関係の異常が今回の病気の遠因ではないかと先生にも相談したが、特に対応はなし。
使ったお薬と その副作用
ステロイドと免疫抑制剤の投与が10ヶ月の長期投与となりました。
①2/9~最後:ステロイドのプレドニゾロン25mg/日<400円/日>
(状況で増減 5mg/日~25mg/日)
投与後1ヶ月くらいで効果が出たみたいですが、だんだん効き目がなくなってきました。
副作用は、当初からずっと多飲多尿。
2回ほどお腹を壊した時も抗生物質等ですぐに治る。
しかし10ヶ月を過ぎてから、ステロイドの副作用で足の筋力が極端に低下し
立ちにくくなったり、ふらついたりするようになり、最後は食道の筋までも弱って巨大食道症になり
飲み込みが悪くなり、食物等が肺に入った様な影がレントゲンで出ました。。
②2/17~11/22:免疫抑制剤シクロスポリン100mg/日<1000円/日>を追加。
(7/31~50mg/日に減)
ステロイドの量を減らすために比較的副作用が少ないので投薬するとの事でしたが
ステロイドは大量に投与しおており、値段が高い割にはあまり効果がなかった気がする。
③11/24~最後:シクロスポリンから免疫抑制剤アザチオプリン25mg/日<100円/日>へ切替。
安いがシクロスポリンより副作用が多いとの事。
投薬期間が短く効果不明。
メトロニダゾール錠:下痢止め(6/22、9/5)
エンロクリア錠:消化薬(8/2:胃が一杯に詰まった時)
モサプリド錠:抗生剤(8/2:胃が一杯に詰まった時)
セファレキシン錠:抗生剤(9/19、11/24、11/29:おしりから白いおりものが出た時など)
感覚的に消化薬や抗生剤を飲んだ後は、HCTも良くなり元気になりました。
行った治療・処置
1)1回目の回復まで
初診からHCTが日に日に悪化し 1/27:21.5%→ 2/7:18.4%→ 2/9:16.9%→ 2/17:14.5%。
2/9からプレドニゾロン25mg/日の投薬開始、以降も悪化し続け
2/17に危険レベルの14.5%まで下がり、免疫抑制剤のシクロスポリン100mg/日も追加投薬。
血液が減り、舌や歯茎が白くなる。
その後もHCTは変わらなかったが、20日後の3/7から薬が効いてきて急速に回復しだし
3/7:17.3%→ 3/14:20.4%→ 3/21:28.7%→ 4/4:33.3%。
桜並木の散歩もできるくらいになり、このまま安全圏の40%までは良くなると思っていたが
HCTは33%前後で停滞。
副作用を避けるためプレドニゾロンを徐々に5mg/日まで減量。
2)2回目の少し回復まで
2ヶ月後の6/12からHCTが再び悪化し、7/17には15.7%まで悪化。
ただHCTが悪化の割には、犬の体調はそれほどしんどそうでなかった。
先生が言われるには、犬の身体が赤血球不足に慣れてきたからではとの事。
しかし、ステロイド薬の量を増やして対応。
また、初めて輸血実施。 7/17<24,500円>
一時しのぎの対処療法だが、犬がラクになるとの事で。
幸い病院で献血犬を飼っており、血液調達の心配は不要。
その後、19.6%くらいに少し戻ったままだったのが、1ヶ月くらい続く。
8/2の検査で胃の中が詰まっていることがわかり
消化薬のエンロクリア錠と抗生剤のモサプリド錠が出た。
これが良くなってから、8/15からHCTが良化しだす。
8/15:21.4%→8/22:22.7%→9/5:25.7% まで良くなったが、今度はここでまた停滞。
副作用からか皮膚の一部が赤茶色にただれてきたので
10/17に病院で薬用シャンプー(ノルバサシャンプー)をもらい、皮膚は良くなる。
3)3回目、ほとんど回復せず。
2ヶ月後の10/24から3度目の急速悪化。
11/7にはHCTが今まで最低の13.1%まで悪化し、2回目の輸血 11/ 8 <21,060円>。
その後、薬を増やしても、20%くらいまでしか上がらず停滞。
このころから薬の副作用で足の筋力が弱り、歩いていても倒れたり、なかなか起き上がれない。
薬の効き目が悪く、別の処置が必要という事で
11/24に免疫抑制剤をシクロスポリンからアザチオプリンに変更。
4)4回目、回復せず
薬変更の効果もなく、12/13に再度13.8%まで悪化し、3回目の輸血12/14 <25,700円>。
しかし今度は足の筋力の低下以外に食道の筋までも弱って、巨大食道症になり
食物を送れず飲み込みが悪くなり、食事が肺にまで行く可能性が多くなる。
12/17夕方、様子が急におかしくなり病院に行く。
レントゲンで肺に影あり。
エンロクリア錠とネオフィリン錠が出るが、初めて水も飲めず食べれずで薬も飲めず。
夜中、呼吸が苦しそうで声を上げており、ずっとさすっていたが朝6:30頃、動かなくなりました。
血液検査 推移表
ナナ血液検査推移201412.jpg
メッセージ
・この病院でワンちゃんのマッサージのセミナーがあり、色々とやってみましたが
とても気持ちよさそうで、もっとやれと催促してました。
リラックスできるCDも聞かせました。
・おやつ代わりに牛乳とハチミツでできた森永のハネミルという栄養食を喜んで食べてました。
・巨大食道症になってからは、食道を縦にするため抱っこしながら
柔らかい肉だんご状のエサをあげました。
(以前から主食にしていた肉主体の犬用冷凍フードを自然解凍して)
・足の筋力が弱ってからは、起き上がり補助にヤマヒサの介護用ベストを買いましたが
見た目も良く、犬にも負担かけず使いやすいのでとても良かったのです。
・この病気についてネット等で色々調べて先生にも色々相談もしましたが
結局難病であり、手さぐりの対応しかできないのが現状です。
2度とこのような難病が起こらないように
その原因と的確な治療法が早く解明されることを願っています。
・治療費総額は73万円。
回復に望みをかけて手を尽くしてもだめだったが
治療しなければもっと早く亡くなっていたので、少しでも長生きしてくれ良かったと思っています。
・10年間、家族に一杯の幸せを運んでくれて感謝しています。

H27.1.28 現在

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