* モコ君 of 幸せのしっぽのために ~免疫介在性溶血性貧血に負けない!~


モコ.jpg

モコ君
シーズー

生年月日
1998年7月14日生まれ
男の子、未去勢
発症
2010年3月27日頃
病気に気付いたきっかけ
引きつけのような倒れ方をした。(最初はてんかんかと思った。)
病気になってからの、主な症状
食欲がなく、動きたがらない。 動くと倒れる。(後に貧血によるものと分かる)
尿が濃い色で赤みをおびる。(ヘモグロビン尿)
使ったお薬と その副作用
メチルプレドニゾロン→この時はおう吐がある。
抗生剤として、パセトシン・バイトリル→特に副作用は感じない。
利肝剤として、ゴクミシン→特に副作用は感じない。
その他僧帽弁閉鎖不全があり、ベトメディン及び
血管拡張剤として、エナカルドを使用。→いずれも副作用と思われるものは無い。
行った治療・処置
入院時 メチルプレドニゾロン(点滴)によるパルス療法(ステロイド)
上記治療が終わったあと、プレドニゾロン(経口)
免疫抑制剤(アトピカ)による治療に移行。
今 現在
利肝剤:パセトシン
ステロイド:プレドニゾロン 隔日
免疫抑制剤:アトピカ
心臓薬として、ベトメディン・エナカルド
血液検査の詳細
3月27日(別の病院で検査したときの値)
白血球数 21000 (6000~17000)
赤血球数 526万 (600万~1000万)
赤血球容積 78 (66~77)
血色素量(Hb) 14.6 (12~18)
ヘマトクリット (Ht) 41% (33~55)
総蛋白 (TP) 6.7 (5.4~7.1)
AST (GOT) 132 (17~44)
ALT (GPT) 196 (17~78)
総ビリルビン(TBIL) 0.7 (0.1~0.5)
ALB 3.4 (2.6~4.0)
3月30日(米子動物医療センターでの値、入院初日)
肝臓の値が異常に高い。
白血球数 23900 (6000~17000)
赤血球数 276万 (600万~1000万)
血色素量(Hb) 8.1 (12~18)
ヘマトクリット (Ht) 24% (33~55)
総蛋白 (TP) 6.4 (5.4~7.1)
AST (GOT) 1322 (17~44)
ALT (GPT) 3978 (17~78)
総ビリルビン(TBIL) 1.1 (0.1~0.5)
3月31日(入院2日目)
点滴を開始したためHtは下がり気味。溶血が進んでいた。
貧血状態がひどく、苦しそう。ステロイド治療が進む。
肝臓の値は半減期の短いASTは下がってきた。
白血球数 44300 (6000~17000)
赤血球数 244万 (600万~1000万)
血色素量(Hb) 6.6 (12~18)
ヘマトクリット (Ht) 20% (33~55)
総蛋白 (TP) 5.7 (5.4~7.1)
AST (GOT) 768 (17~44)
ALT (GPT) 4483 (17~78)
総ビリルビン(TBIL) 1.8 (0.1~0.5)
4月1日(入院3日目)
白血球数はさらに増加。赤血球は減少。
ビリルビンの値が上昇し、溶血は進んでいる。
白血球数 52900 (6000~17000)
赤血球数 241万 (600万~1000万)
血色素量(Hb) 7.0 (12~18)
ヘマトクリット (Ht) 21% (33~55)
総蛋白 (TP) 5.1 (5.4~7.1)
AST (GOT) 363 (17~44)
ALT (GPT) 2578 (17~78)
総ビリルビン(TBIL) 2.3 (0.1~0.5)
ALB 2.4 (2.6~4.0)
4月2日(入院4日目)
さらに白血球数が増加したが、赤血球の減少は止まった。
Htの値は少しずつでは有るが増加に転じた。
ビリルビンの値も減少してきた。
白血球数 56300 (6000~17000)
赤血球数 241万 (600万~1000万)
血色素量(Hb) 7.7 (12~18)
ヘマトクリット (Ht) 24% (33~55)
総蛋白 (TP) 5.5 (5.4~7.1)
AST (GOT) 138 (17~44)
ALT (GPT) 2486 (17~78)
総ビリルビン(TBIL) 1.9 (0.1~0.5)
4月3日(入院5日目)
白血球の値は減少、赤血球は増加している。
Htも26%まで増加。
白血球数 48300 (6000~17000)
赤血球数 292万 (600万~1000万)
血色素量(Hb) 8.3 (12~18)
ヘマトクリット (Ht) 26% (33~55)
総蛋白 (TP) 5.5 (5.4~7.1)
AST (GOT) 110 (17~44)
ALT (GPT) 1941 (17~78)
総ビリルビン(TBIL) 1.6 (0.1~0.5)
ALB 2.7 (2.6~4.0)
4月4日(入院6日目)
すべての値がほぼ良い方向へ。
白血球数 33500 (6000~17000)
赤血球数 326万 (600万~1000万)
血色素量(Hb) 8.8 (12~18)
ヘマトクリット (Ht) 28% (33~55)
総蛋白 (TP) 6.0 (5.4~7.1)
AST (GOT) 86 (17~44)
ALT (GPT) 1311 (17~78)
総ビリルビン(TBIL) 1.1 (0.1~0.5)
ALB 2.6 (2.6~4.0)
4月5日(入院7日目)
ステロイドを減らしていった。
白血球数 25700 (6000~17000)
赤血球数 340万 (600万~1000万)
血色素量(Hb) 8.6 (12~18)
ヘマトクリット (Ht) 29% (33~55)
総蛋白 (TP) 6.1 (5.4~7.1)
AST (GOT) 69 (17~44)
ALT (GPT) 1137 (17~78)
総ビリルビン(TBIL) 1.0 (0.1~0.5)
ALB 2.7 (2.6~4.0)
4月6日(入院8日目)
今日もステロイドを減量。
若干の変動はあるものの、回復の兆しが。
Htは昨日よりも減少した。
白血球数 28700 (6000~17000)
赤血球数 334万 (600万~1000万)
血色素量(Hb) 8.9 (12~18)
ヘマトクリット (Ht) 27% (33~55)
総蛋白 (TP) 6.0 (5.4~7.1)
ALB 2.8 (2.6~4.0)
4月7日(入院9日目)
今日から点滴を中止。
内服薬に切り替える。白血球の数が上昇しているが・・・・
赤血球は増加。htも30%台となる。
白血球数 32000 (6000~17000)
赤血球数 382万 (600万~1000万)
血色素量(Hb) 9.5 (12~18)
ヘマトクリット (Ht) 30% (33~55)
総蛋白 (TP) 6.2 (5.4~7.1)
AST (GOT) 52 (17~44)
ALT (GPT) 723 (17~78)
総ビリルビン(TBIL) 0.9 (0.1~0.5)
ALB 2.9 (2.6~4.0)
4月8日(入院10日目)
内服薬に切り替えたが、血液検査の値も良好。
ビリルビンは1を切って0.9となった。
白血球数 23700 (6000~17000)
赤血球数 379万 (600万~1000万)
血色素量(Hb) 9.8 (12~18)
ヘマトクリット (Ht) 32% (33~55)
総蛋白 (TP) 6.2 (5.4~7.1)
AST (GOT) 50 (17~44)
ALT (GPT) 550 (17~78)
総ビリルビン(TBIL) 0.9 (0.1~0.5)
ALB 3.0 (2.6~4.0)
4月9日(夕方退院)
数値に変動はあるものの、全体的には回復傾向。
赤血球の値も422万となり、Htも32%まで上昇した。
白血球数 26200 (6000~17000)
赤血球数 422万 (600万~1000万)
血色素量(Hb) 10.0 (12~18)
ヘマトクリット (Ht) 32% (33~55)
総蛋白 (TP) 6.0 (5.4~7.1)
4月10日(退院2日目)
退院して最初の通院。
赤血球数も519万に上昇。htは37%
さらにステロイドを減らして様子を見ることに。
白血球数 23200 (6000~17000)
赤血球数 519万 (600万~1000万)
血色素量(Hb) 11.5 (12~18)
ヘマトクリット (Ht) 37% (33~55)
総蛋白 (TP) 5.8 (5.4~7.1)
AST (GOT) 84 (17~44)
ALT (GPT) 394 (17~78)
総ビリルビン(TBIL) 0.6 (0.1~0.5)
ALB 2.9 (2.6~4.0)
4月14日
オシッコの色も元に戻る。黄疸も無い。
抗生剤(パセトシン)を中止する。
白血球数 13100 (6000~17000)
赤血球数 616万 (600万~1000万)
血色素量(Hb) 13.3 (12~18)
ヘマトクリット (Ht) 44% (33~55)
総蛋白 (TP) 6.7 (5.4~7.1)
4月19日
バイトリル中止。
プレドニゾロン(ステロイド)を5ミリ/日とする。
白血球数 11800 (6000~17000)
赤血球数 657万 (600万~1000万)
血色素量(Hb) 14.0 (12~18)
ヘマトクリット (Ht) 45% (33~55)
総蛋白 (TP) 6.2 (5.4~7.1)
GLU 135 (75~128)
AST (GOT) 103 (17~44)
ALT (GPT) 443 (17~78)
4月26日
プレドニゾロン(ステロイド)を2.5ミリ/日とする。
白血球数 14300 (6000~17000)
赤血球数 698万 (600万~1000万)
血色素量(Hb)15.0 (12~18)
ヘマトクリット (Ht)48% (33~55)
総蛋白 (TP)6.3(5.4~7.1)
GLU 65 (75~128)
AST (GOT) 65 (17~44)
ALT (GPT) 460 (17~78)
5月3日
白血球数 18000 (6000~17000)
赤血球数 672万 (600万~1000万)
血色素量(Hb) 14.6 (12~18)
ヘマトクリット (Ht) 50% (33~55)
総蛋白 (TP) 6.8(5.4~7.1)
GLU 93 (75~128)
AST (GOT) 38 (17~44)
ALT (GPT) 263 (17~78)
5月10日
Htが急激に減少したが、原因不明。
急変するようなことがあれば直ぐ来てくださいとのこと。
ステロイドはこれまでの量を維持。
白血球数 19900 (6000~17000)
赤血球数 613万 (600万~1000万)
血色素量(Hb)13.8 (12~18)
ヘマトクリット (Ht) 42% (33~55)
総蛋白 (TP) 6.5(5.4~7.1)
GLU 96 (75~128)
AST (GOT) 30 (17~44)
ALT (GPT) 134 (17~78)
5月13日
数値は安定している。
白血球数 18900 (6000~17000)
赤血球数633万 (600万~1000万)
血色素量(Hb)13.7 (12~18)
ヘマトクリット (Ht) 44% (33~55)
総蛋白 (TP) 6.8(5.4~7.1)
5月21日
血液の自己凝集は見られない。
白血球数 15100 (6000~17000)
赤血球数 623万 (600万~1000万)
血色素量(Hb) 13.9 (12~18)
ヘマトクリット (Ht) 43% (33~55)
総蛋白 (TP) 6.5(5.4~7.1)
GLU 105 (75~128)
AST (GOT) 22 (17~44)
ALT (GPT) 96 (17~78)
5月27日
ステロイドをこれまでの2.5ミリグラムを毎日から隔日とする。
白血球数 15200 (6000~17000)
赤血球数 627万 (600万~1000万)
血色素量(Hb)14.0 (12~18)
ヘマトクリット (Ht) 43% (33~55)
総蛋白 (TP) 7.0(5.4~7.1)
GLU 99 (75~128)
AST (GOT)21 (17~44)
ALT (GPT)95 (17~78)
6月4日
通院を1週に1回から2週に1回とする。
白血球数 14000 (6000~17000)
赤血球数 637万 (600万~1000万)
血色素量(Hb) 14.0 (12~18)
ヘマトクリット (Ht) 43% (33~55)
総蛋白 (TP) 6.6 (5.4~7.1)
GLU 100 (75~128)
AST (GOT) 26 (17~44)
ALT (GPT) 91 (17~78)
BUN 11.3 (9.2~29.2)
CRE 0.3 (0.4~1.4)
6月14日
3ケ月ぶりに痙攣で倒れる。溶血性貧血のためでは無いよう。
念のため、カルシウムや血糖などを調べる。
白血球数 17000 (6000~17000)
赤血球数 625万 (600万~1000万)
血色素量(Hb) 14.1 (12~18)
ヘマトクリット (Ht) 42% (33~55)
総蛋白 (TP) 6.8 (5.4~7.1)
GLU 103 (75~128)
AST (GOT) 16 (17~44)
ALT (GPT) 70 (17~78)
CK  101 (41~166)
Na  146 (141~152)
K 4.4 (3.8~5.0)
Cl 107 (102~117)
Ca 11.1 (9.3~12.1)
6月17日
暑くなったためか呼吸が荒い。数値的には特に問題は無いようだ。
白血球数 15600 (6000~17000)
赤血球数 661万 (600万~1000万)
血色素量(Hb) 15.0 (12~18)
ヘマトクリット (Ht) 45% (33~55)
総蛋白 (TP) 6.6 (5.4~7.1)
GLU 99 (75~128)
その他
病気の前兆に気が付いてあげることが大切。あっという間に進行します。
肝臓の値の急激な上昇(正常値の数百倍)が溶血の進行の早さを
物語っています。
メッセージ
こんな症状があると言う事だけでも頭にあると、早く気が付いてあげられると思います。
飼い主さんへのメッセージ
管理人までお願いします。

 2010年7月現在

inserted by FC2 system