* マッキーちゃん親子 of 幸せのしっぽのために ~免疫介在性溶血性貧血に負けない!~


楓.jpg

楓ちゃん(子供)
ミニチュアシュナウザー


  2003年1月7日生まれ
  女の子、避妊済み
  2009年4月5日、お星様になりました。

  • 2009年3月30日
  • 元気がなくずーっと寝たままだったので、どこか具合でも悪いのかと思い病院に連れて行きました。
  • そこで血液検査をしたらPCVが19%ぐらいしかなく、点滴をしてもらい
  • 血液検査を大学病院の方へ出してもらいました。
  • 二日後に結果が出て、「免疫介在性溶血性貧血」だと言われました。
  • お腹と歯茎は真っ白状態で、食欲は一切ありませんでした。
  • おしっこの色が、異常に黄土色だったのを覚えています。
  • 治療は溶血を止める点滴と注射を4本しておりましたが、PCVが15%まで下がり
  • 治療途中で急変してしまい、2009年4月5日に亡くなってしまいました。

  飲み薬は服用していませんでした。


マッキー.jpg

マッキーちゃん(母親)
ミニチュアシュナウザー


    2001年4月15日生まれ
    女の子、避妊済み

    2010年3月末頃
    あまり散歩をしなくなり、元気はあったのですがおやつのジャーキーとかを食べなくなりました。
    それから2・3日して、亡くなった楓の事を急に思い出してお腹を見たところ
    楓と同じお腹の色をしててびっくりして、病院に連れて行ったのが3月31日でした。
    獣医さんに、楓が去年に免疫介在性溶血性貧血でなくなっている事を伝えたら
    すぐに楓のカルテを調べてくれ、血液検査をしたらPCVは22%しかありませんでした。
    マッキーは楓の母親と言う事もあって、大学病院の結果を待つ前にすぐにこの病気の治療を始めてくれました。
    溶血を止める点滴と、ステロイドの注射と、副作用で胃腸が弱くなるので胃腸に優しい注射の、計4本です。
    嘔吐は1・2回だけ。
    でも、血の混じった真っ黒なウンチ(ほとんどが液状です)が5日間くらい続き
    副作用でお腹が大きくなってぽよぽよでした。
    薬や注射がきつい為、肝臓も悪かったです。
    でも食欲はあったので、血を沢山作ってくれそうな鶏レバーや、栄養のあるものを食べさせておりました。
    その時のPCV値です。
    4/1:22% 飲み薬 プレドニゾロン・アザチオプリン
    4/2:26%
    4/3:24%
    4/4:30%
    4/5~7:26%
    それ以降、ずーっと26~25%でした。
    この時期に注射を減らし、肝臓に良いタチオン*1と、胃腸に優しいファモチジン*2を増やしました。
    点滴を止めて朝と夕方の二回病院へ連れて行き、注射と血液検査をし、夜は飲み薬となりました。
    それで安定したのは良かったのですが、運悪く一度発作(痙攣)を数秒おこしてしまいました。
    免疫介在性溶血性貧血には発作や痙攣の症例は一度もないそうなので、この病気とは全く関係がないそうです。
    それから4日間くらい、発作を和らげる点滴と注射が増えました。
    この点滴には食欲を起こさせる成分があるようで、異常なほどに食欲もあって驚きました。
    今は、癲癇の薬が増えてしまいました。
    最近のPCV値は
    4/27:朝 35% 夜 32%
    4/28:朝 33% 夜 32%
    4/29:朝 35% 夜 34%
    4/30:朝 35% 夜 37%
    5/1:朝 38% 夜 36%
    5/3~10までは、35~37%です。
    今は平均37%です。


なな.jpg

ななちゃん(子供)
ミニチュアシュナウザー


    2003年1月7日生まれ
    女の子、避妊済み
    2010年5月13日、お星様になりました。

    おしっこの色が山吹色だったけど、食欲も元気もあったので
    違う病気かと思いながらお腹を見たらまたまた真っ白でした。
    しょっちゅうお腹を見ていたので、すぐにわかりました。
    2010年5月6日に病院へ連れて行った時のPCVは30%。
    この病気での早期発見は珍しく、誰もが助かったと思いました。
    この時はPCVも高かったので点滴はせず、飲み薬をもらいました。
    しかし、二日後に急変してしまいました。
    朝に倒れ少し意識がなく、すぐに病院へ連れて行きました。
    5/6:30%、5/7:29%あったPCVが、この日(5/8)13%に落ちていて
    母犬より状態が悪くなり、輸血が必要となりました。
    食欲もなく、低血糖をおこしておりました。
    5/8 輸血をしてもPCVは17%にしか増えず、危ない状態でした。
    翌5/9 PCV15%、輸血をして20%。
    5/10 PCV19%
    5/11 PCV13%、輸血をして15%。
    5/12 PCV8%
    ここで最後の手段の点滴「ガンマガード」を先生から提案されました。
    もう駄目だと思い断ろうと思いましたが
    院長先生から「悔いのないように最後の手段で使ってみましょう。あきらめるには、早いですよ。」と言われ
    もちろん助かって欲しい気持ちでいっぱいでしたから、お願いはしたものの体力が持つかが心配でした。
    ずっと付き添っていましたが、始終苦しそうで辛かったです。
    ガンマガードの後に輸血をして、PCV16%。
    翌朝には13%に下がっていました。
    その夜23時、急性腎不全で亡くなりました。
    病院に行ってから一週間後の、5月13日でした。
    生きていて欲しいと願ったばかりに、苦しい思いをさせてしまった。
    いつもななちゃんに「頑張って生きて!」って言い続けていたから
    ななちゃんが天国に行きたくても行けないんじゃないかと思い
    ななちゃんの耳元で何回も「もう良いよ、辛かったら楓に迎えに来てもらって天国に行っても良いよ。」
    そう言いました。
    苦しそうで可哀想で悲しくて、涙が止まりませんでした。


追記:楓ちゃんもななちゃんも、この病気になる一年くらい前に異常に片足を舐めていました。
   マッキーも舐めていましたが、二匹はしょっちゅう舐めていました。
   あとこの病気に関係ないかと思いましたが、2匹とも目の治療もしてました。
   楓ちゃんは亡くなる半年くらい前で、ななちゃんは亡くなる一カ月前です。
   二人とも目に傷があって一か月くらい通いました。
   目薬とオレンジ色の液体の飲み薬(名前はわかりません)と注射を打ちました。
   抗生物質の注射だったような気がします。
   たまたまって思っていたのすが、一応気になりましたので書いておきます。


メッセージ
今は母犬が頑張ってこの病気を乗り越えようとしています。
何とか減らした赤血球を増やしたいため(元気な時はPCVが50%ありました。)
今まで与えていたジャーキーを一切禁止、手作りご飯を心がけています。
そもそもドックフードを食べないからって
ジャーキーやら体に悪いものを与えていたかもしれないと反省しました。
ドックフードにサツマイモ・キャベツ・ひき肉(油を抜く)を混ぜて、食べさせています。
時にはメニューをかえて
ドックフードに卵・ベーコン(油を抜く)・キャベツを炒めたものを食べさせています。
毎日献立を考えるのは大変ですが、沢山食べてくれると嬉しいです。
両親の協力も(病院への送迎等)、助かっています。
でも、治療費は自分で払っています。
本当にこの治療は、半端なく高額ですので…
でも、何より生きていてくれる事が一番です。
沢山のワンコちゃんがこの病気で苦しんで亡くなっている。
再発を繰り返しても頑張っている子、再発に苦しんで亡くなった子も沢山います。
この病気を発症して助かっても、一年後の生存率は50%だと聞いた事もあります。
この病気の遺伝性はわかっていないそうですが、我が家の例を見ていると
遺伝性は否定できないと、獣医さんも言っていました。
私は絶対遺伝性は強いと思っています。
飼い主さんのブログ

2010年5月現在

*1 タチオン:体内の酸化還元系に働き、解毒作用を示す。通常、薬物中毒や妊娠中毒などによる吐き気の治療に用いられる。
*2 ファモチジン:胃酸から胃を守るために胃酸の分泌を止める作用をする、H2ブロッカー
inserted by FC2 system